探索·撮影記 2017年3月


3月30日
コツバメ
 かすみながらも時折陽射しが続き、昼前、陽射しとともにコツバメ2匹現れた。昨年より1週間遅い出会い。

コツバメ
 
コツバメ
 
コツバメ
 
コツバメ
 

3月29日
ルリタテハ
 今年になって初めてとも言える陽射しの少し多い日。テングチョウ、モンシロチョウ、ルリタテハに会った。コツバメもルリシジミもまだ。ベニシジミも未だ会えず、どうなってるんでしょう?

馬酔木の花 コツバメには会えず
 
タチツボスミレ?
 
ルリタテハ 越冬明け初
 
ルリタテハ 越冬明け初
 

3月25日
マンサクに卵
 20日とは違う所へ。マンサクの花が咲いてる木が3本見つかった。そのうち1本にゼフ卵らしきを発見。ドジなことにTG-3を家に忘れてきてしまいボケた画像しか撮れず。虫メガネで拡大しながらスマホで撮影した。
 チョウはテングチョウを2匹見ただけ。

マンサクの花と卵
 
別の卵
 

3月20日
テングチョウ
 いつもの川沿いも期待できないと思い、別の場所へ出かけた。今日もボーとした晴れもどき。午後からは薄曇りに近い状態に。スカっと晴れない日がずっと続く。チョウはテングチョウ2〜3匹に会えた。他のチョウは皆無。あと半月ほどでコツバメや、ミヤマセセリが出てくるんだろうか? 馬酔木はもう花がかなり咲いていた。そしてマンサクの花が4本の木に咲いていた。

テングチョウ
 
マンサクの花
 

3月18日
ウラゴマダラシジミ
 ウラゴマダラシジミの卵、他にも・・と探す。昨年暮れに見つけた場所とは違う場所で見つかった。ほとんど孵化していた。幼虫も枝先の新芽に2匹いた。昨年見つけた卵は?と記憶をたどり探したら、こちらはすべて孵化していた。残念ながら幼虫は見つけられず。どこかにいるのだろう。どちらの抜殻もまだピンク色であったが、色あせた抜殻も見つかった。こちらは一昨年以前の古い抜殻だろう。

ウラゴマダラシジミ卵抜殻
 
ウラゴマダラシジミ幼虫
 
ウラゴマダラシジミ卵抜殻 昨年暮れに見つけたもの
 
ウラゴマダラシジミ卵抜殻 これは一昨年以前の古い抜殻であろう。
 

3月14日
モンシロチョウ
 陽射しも今一、気温も10℃ぐらい、でももう出てるだろうといつもの川沿いへ。かなり待たされたが、日が差した時2匹ぐらい飛んだ。なかなかとまらず、画像も今一。やっと、今季初撮り。

モンシロチョウ
 
モンシロチョウ
 

3月11日
ベニシジミはまだ・・・
 いつものように朝 好天。いつもの川沿いへ。風は冷たいものの、陽ざしは十分。そんな中、白っぽいチョウが飛び、追っかける。残念ながら見失い撮影できず。このままずっと陽射しがあると思いきや、30分たったぐらいから急激に雲が増え、陽射しなくなる。あげくに黒雲に覆われ時雨模様に。40分程度雨宿りしたあと青空に戻る。その30分後ようやく、モンキチョウ♀がカラシナで吸蜜しているのを発見、撮影。十分撮影したあと、次はベニシジミを探すかと、川沿いをゆっくり移動。しかしながらまたまた黒雲がが見え始め、ベニシジミどころでなく、急いで帰路へ。少し濡れてしまった。
 ずっと陽射しがあるポカポカ陽気にはいつなるんだろう? 明日は可能性大なんだが・・・・。

モンキチョウ♀
 
モンキチョウ♀
 

3月8日
ベニシジミを求めて
 朝の好天に誘われていつもの川沿いへ。気温は低く、風は冷たいものの陽射しの暖かさのせいか、到着すぐにモンキチョウが飛んでるのに遭遇。今日は先日の本年初見の時より飛んでる時間が長い。追っかけながらようやく撮影。軽トラ通ったすきに消える。その後陽射しとだえ、陽射しほとんどなく冷たい風。1時間以上うろうろするもチョウは皆無。致し方なく帰路へ。
 先日も思ったが、春一番の新成虫は小さい、キタキチョウかと最初は思った。

モンキチョウ♂
 
モンキチョウ♂
 

3月5日
モンキチョウ
 少し薄日状態だが、昨日よりさらに暖かく、ようやくモンキチョウ1匹に会えた。羽化したてなのか、まだ活動するには気温が低いのか、草むらに太陽光に直交するように斜めの状態でじっとしていた。近づいても逃げない。最初飛んだから見つけられたが、草むらにあのようにじっとされていると見つけるのは難しい。
 他、昨日の越冬チョウのキタキチョウに続き、今日はキタテハ越冬個体が数匹飛び回っていた。

モンキチョウ
 
キタテハ
 

3月4日
キタキチョウ
 10℃は超える日が続き、新成虫のチョウに会えるかと出かけるも今日も空振り。越冬キタキチョウが1匹ちょろちょろ狭い範囲を飛んでしばらくとまるを繰り返すのみ。カワセミはいつ来てもいて、時々川の魚を捕っている。

キタキチョウ
 
カワセミ
 

3月3日 5月27日更新
2017年 春のチョウは?<その3>  グラフ最新化
 昨日3月2日時点、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミの新成虫にはまだ3種とも会えていない。通りかかった人によれば、「うちの畑では飛んでいるが・・・。」とのこと、いつも探している、定点観測化している川沿いでももうすぐ会えるのだろうか。
 2月25日と3月1日のグラフを最新化した。

2013年〜2017年の日平均気温 京都市(61286)の推移(前後10日間の平均値)2月29日は無視 〜気象庁データより作成
 
2017年の日平均気温 京都市(61286)の推移 〜気象庁データより作成
 

3月1日
2017年 春のチョウは? <その2>
3月突入。いまだ新成虫に会えない、少し暇なので、2月25日の続きを。
 2013年冬から2017年までの5年間の京都市の日平均気温を見てみた。一日ごとのでこぼこを前後10日間の平均をとることで平坦化し、気温の推移をはっきりわかるようにしてみた。
 青線の昨年2016年は、平均気温をかなり高く推移したのに対し、赤線の今年2017年は年明け後 平均気温とほぼ同じ推移である。この大きな差が新成虫に未だ会えないことと符合するのか? 昨年2016年は平均気温の推移に対し約15日先行している。平均気温とほぼ同じ推移の今年2017年においては、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミなどの新成虫の発生は15日前後遅れるのだろうか? Sさんによると昨年のモンキチョウ初見は2月19日だったそうで、このぶんだと、今年は3月4〜6日ごろということになる。
 気になるのはギフチョウ。このまま推移すれば、昨年京都市の初見は4月5日だったから、今年は大幅遅れ7の20日前後になるのだろうか? 今後の気温変化に要注意である。ちなみにアカシジミ大量発生したと思う、2013年は、4月中旬〜5月中旬まで、平均気温をかなり下回っている。(2016年は非常に少なかった)
 気温だけでチョウの出、多い/少ないを考えるのは無理があると思うが、重要なファクターである。
 昨年は「チョウの出は早いが数が少ない」印象であったが、今年は果たして??・・・

グラフは3月3日分に掲載
 

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